atsj-mirai

※当社の製品は現在日本国内でのみ販売されています。
※Our products are exclusively available in Japan.

MIRAI Intex製品について

MIRAI Intexは環境に影響を与えない革新的な冷凍技術を生み出し、環境保護に着目した自然冷媒を使用したエアーサイクルシステムを搭載しています。 年々厳しくなる産業機器や冷媒に対する新たな規制、オゾン層の破壊、地球温暖化などにより、当社では有害なフッ素化ガスではなく自然空気で動作するユニットの開発が求められています。現在市場にある他のどの超低温ソリューションよりもはるかにエネルギー効率とコスト効率の高い運用を実現します。

欧州連合のFガス段階停止

Fガス排出量の段階的削減の目的は、2015年から2030年の間にHFCの使用量を79%削減することです。 規制の厳しいEUに続き、アメリカや日本でも徐々に規制は広がりつつあります。 空気はFガス規制の対象ではなく、既存の冷却媒体最良の代替品であり、完全な冷却、能力、安全性を提供します。 MIRAI IntexはGWP ZEROを使用した代替冷凍ソリューションでお客様をサポートします。

優れた技術

空気冷媒冷凍装置の特徴

冷媒 = 空気(R729)
自然冷媒:ノンフロン化
ODP(オゾン破壊係数):ゼロ
GWP(地球温暖化係数):ゼロ
超低温(約-60℃以下)で省エネ性能が優れている
環境規制・法的規制:無

エアーサイクルテクノロジー

温度範囲:-40℃~-110℃
制御精度:±0.5℃
メンテナンス:ほとんど不要・コスト削減
省スペース:業界初コンパクトスタイル
低い空気圧で動作するため、非常に安全な機械

*上記画像の "MOTOR" 部分拡大図

圧縮機
(アウト)

モーター

膨張機
(アウト)

膨張機
(イン)

膨張機
(イン)

空気圧縮による超低温冷凍を可能にしたエアーサイクルテクノロジーについて紹介します。

エア―サイクルテクノロジーは、航空機の空調システムや、極低温を得るための冷却手段として、天然ガスを液化するための空気分離プラントでも広く使用されています。 そこからヒントを得てMIRAI Intexは、エア―サイクルテクノロジーを冷却装置に使用しました。

エア―サイクルテクノロジーのメインとなる部品は、効率的で信頼性の高いターボ モジュール ユニットが開発されました。 この技術は、圧縮させた空気を断熱膨張させることで超低温を実現します。 この圧縮と膨張を繰り返すことで、-110℃までの超低温に到達し、維持することが出来ます。

エアベアリング

主な特徴は、ターボエキスパンダーとコンプレッサーの位置が同じシャフト上にあることです。 膨張プロセスで生成されたエネルギーはシャフトを介してコンプレッサーに伝達され、エネルギー回収されます。結果的に、エネルギー消費が最大30%削減されます。

MIRAI Intexの冷却装置は、潤滑を必要とする従来のフリクションブッシュを使用しません。 いわゆる「エアベアリング」が代わりに使用されます。 エアベアリングを使用することで複雑なオイル管理の必要がなくなり、より高い信頼性と最小限のメンテナンスが保証されます。 低回転数での最初の始動後、シャフトはリーフフォイルサポートに接触します。回転数が増加すると、回転による空気圧の増加によってシャフトがエアクッション上に浮き始めます。

スノーキャッチャー

スノーキャッチャーは、本体の冷却装置で得られた冷却を元に、 冷却スペースへ取り入れる空気より自動的に湿気を除去する、除霜装置です。 冷却装置の設置は非常に簡単です。本体とスノーキャッチャーを接続するために冷却スペースの壁にいくつかの穴を開け設置します。

遠隔モニタリング

使いやすいタッチスクリーン インターフェイスを備えた統合制御システムです。 ProfiNET、EtherCAT、EtherNET/IP、Powerlink などデジタル通信プロトコルが標準装備されています。

このシステムは、リアルタイム監視、データアーカイブ、リモート監視を提供可能です。
リモート監視により、冷却装置のパフォーマンスをチェックして記録し、 冷却装置のソフトウェアを オンラインで更新可能にします。
・冷却装置運用時やトラブルシューティング時もMIRAI Intexがサポート
・冷却装置の状態や性能を定期的にチェック

製品紹介

*日本語字幕をONにしてお楽しみください。

Open Type

庫内空気を循環して冷却するタイプ
庫内に空気を直接供給するため、基本的には付属で別途、
室内に蒸発器や補助ファンが必要ありません。

詳しく見る

*日本語字幕をONにしてお楽しみください。

Closed Type

空気の圧縮と膨張により、
低温空気で二次作動流体(ブライン)を冷却するタイプ
本体内に、ブライン冷却器が内蔵されています。

詳しく見る

製品のメリット

1コンパクト

冷やす部屋の大きさにより機器の大きさが異なりますが、他社の空気冷媒冷凍装置の約1/2程度の大きさです。
小倉庫、大倉庫に限らず、MIRAI Intexの装置を設置すれば、広い場所を取らずに倉庫スペースを有効に確保できます。 また、移動用の車両(コンテナ等)に設置することも可能になります。

2GWPゼロ

蒸気圧縮式冷凍装置おいて、フロンガスを使用するのが一般的です。 地球環境を守るため、ヨーロッパを初め、世界的にフロンガス廃止が進んでおります。

弊社のGWPゼロの冷却装置は、Motorを高速回転させ、自然冷媒=空気を圧縮、膨張させて、空気を冷やすタイプです。

3超低温
COPエネルギー効率が良い

GWPの低いCO2, アンモニアでは-40℃~-50℃以下に冷却はできません。-40℃~-110℃の超低温冷却が可能です。 特に-60℃以下では蒸気圧縮式冷凍装置(フロンガス)の2段圧縮冷凍装置や、2元冷凍装置と比較して向上します。

4メンテナンスコスト

冷媒=空気であるため、冷媒費が不要・冷凍機責任者へのコストが抑えられます。 また、空気圧縮による超低温冷却を可能にしたエアーサイクルテクノロジーにより、 メンテナンスが非常に少なく済みます。
電気キャビネットエアフィルターカートリッジは定期的に交換が必要になる部品です。
9000稼働時間ごとにカートリッジの交換が必要になります。特別な資格を必要としない単純作業です。

使用用途について

Open type

  • 食品の保管、マグロの超低温倉庫(-60°C)

    自然冷媒を使用した、安全でコンパクトな冷凍装置は、これからの規制に対応する最先端な持続可能な倉庫を実現致します。
    スノーキャッチャーにより通常の霜取り手順が不要になります。
    中小規模の超低温倉庫、もしくは大型倉庫に活用可能です。

    中小規模の場合、必要な冷凍能力に対して複数の機種から選定できるので 電気代削減、スペースの有効活用につながるメリットがございます。
    大型倉庫の場合は、複数の装置を導入し冷却能力を維持します。
    それにより、ダウンタイムがなくなり、メンテナンスやオーバーホールの時期に 倉庫を停止せずに運用頂けるメリットがございます。

  • フリーズドライ(-70℃, -110℃)
  • 食品産業、冷凍産業 – 冷凍食品

  • 医薬品の保管、ワクチン倉庫(-70℃, -80℃)
  • 医療分野、凍結療法の応用、寒冷療法(-110℃, -120℃)

    弊社はチャンバー式クライオサウナを開発しております。 クライオサウナとは、-100℃以下の超低温環境の部屋になります。
    クライオセラピー(全身冷却療法)とは、全身を1~3分間、マイナス-100℃以下の極低温で冷却する施術法になります。

    効果:体を冷却することで、血管を一気に収縮させ、その後の膨張で血流促進…新陳代謝を促進します。 免疫システムを刺激することで体内の再生プロセスに働きかけます。
    疲労、炎症の回復、不眠症、血管強化(リュウマチ)、更年期治療、健康維持、スポーツの補強等の広い分野で利用が見込まれています。

    ウェルネス産業の新しいビジネスの1つです。

  • 凍結破砕 - プラスチックなど(-70℃, -80℃)
  • 自動車、宇宙部品開発等のテストプロセス

    自動車、宇宙機器のテストでは、機器が確実に動作する必要がある過酷な条件をシミュレーションするために、低温検査を行っております。

    Closed type

  • 半導体産業

  • 化学産業 - 化学プロセスの冷却
  • 医薬品 - 凍結 乾燥、溶媒回収、凍結

  • テストプロセス
  • 金属熱処理
  • ガスの液化

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